つぼみ組
子どもたちは、最近絵本に興味を持つようになりました。保育士が読み聞かせをしていると、とても嬉しそうに見ています。数ある絵本の中でも『だるまさん』シリーズが特に好きなようです。『だるまさんが…』と一緒に体を揺らしたり、ペコッとお辞儀をしたりと、絵本の中のだるまさんの動きを真似しながら楽しんでいます。読み終えると「もう一回読んで!」とアピールする姿や、「次の絵本は何かな?」と期待の表情を浮かべながら待つ姿が見られます。保育園には、子どもたちがいつでも絵本を手に取って楽しむことができるように本棚が配置してあります。自ら絵本を手に取り、指を差しながら読んだり、保育士に手渡して読んでもらったりと様々です。日々の保育園生活の中で、絵本を身近において、それをきっかけに色や動物の名前、様々な言葉へと繋げられたらいいなと思います。
もも組
子どもたちは、寒い日でも園庭遊びを楽しみにしています。保育士が“園庭で遊ぶ”事を伝えると、いそいで帽子をかぶり、靴下と靴を履く姿が見られます。準備の全部を1人で出来た時には、本当に嬉しそうな顔を見せてくれます。ただし、うまくできない時もあります。そんな時には悔しそうな表情をしますが、保育士と一緒に「もう一度やってみよう!」と頑張っています。
11月から2名の新入園児が入って25名となりました。子どもたちは、新しい友達に興味津々で、すぐに名前を覚えて声を掛けたり、玩具を渡したり、積極的に関わろうとしています。友達が泣いているのを見かけると、近づいて頭を撫で、心配そうに顔を覗き込む姿も見られます。友達を思う優しい気持ちが芽生えてきているようです。今月も友達と一緒に遊ぶことを楽しめる活動を取り入れ、仲良く元気に過ごしていきたいと思います。
たんぽぽ組
11月の保健指導で『うがい』について教わってから、子どもたちは『ぶくぶくうがい』を意識するようになりました。給食後には、「ぶくぶくうがいをする!」と言って、上手にうがいをする姿が見られます。他にも、自分で着替えに挑戦したり、給食で苦手な物に挑戦したりと、様々なことに意欲をもって取り組み、できることが増え、自信に繋がっているようです。
園庭遊びでは,「よーいどんしよう!」と保育士や友達を誘って、体を動かす遊びを楽しんでいます。肌寒い日でもたくさん体を動かすと、ぽかぽか暖かくなってくる事を子どもたちが教えてくれました。ただ走るだけでなく「トンボに変身!」「電車が通りまーす!」など、それぞれイメージを膨らませて楽しむ様子もあり、子どもたちならではの自由な発想に驚かされます。今後の活動でも体をたくさん動かしながら、寒さに負けずに楽しんでいきたいと思います。
すみれ組
先月の戸山公園へのピクニックでは、張り切って歩く姿や、嬉しそうにお弁当を食べる姿がとても印象的でした。その後の“お絵描き活動”では、友達と遊具で遊ぶ様子や、お弁当の中身など、各々心に残った遠足の様子を思い出しながら描いており、それを友達と見せ合って思い出話に花を咲かせていました。
講師活動では、新たに“リズムダンス”に挑戦しました。「ひょっこりひょうたん島」の曲に合わせて、講師のお手本を見ながら上手に真似をしてダンスを楽しんでいました。ダンスが大好きな子ども達は、「またやりたい!」「たのしかったー!」とやる気いっぱいです。講師活動や様々な行事を通して、沢山の刺激を受けて成長する子ども達のこれからがとても楽しみです。
ひまわり組
発表会に向けて“劇遊び”・“楽器遊び”の取り組みに力を入れています。劇遊びでは「ブレーメンの音楽隊」を題材に、歌を中心とした構成になっています。子ども達は、自分の担当する歌だけでなく、全ての歌を覚えて、みんなで楽しみながら歌って踊っています。歌・台詞を覚えてきた子ども達が、自分の役をどのように自由に表現していくのか、私たち保育士もとても楽しみです。楽器遊びでは「クラリネットをこわしちゃった」の曲で合奏に挑戦しています。子ども達が大好きな曲ということもあり、全身でリズムを取ったり歌を口ずさんだりしながら演奏を楽しんでいる姿があります。引き続き発表会に向けて、友達と一緒にイメージを膨らませながら様々な表現を楽しんでいきたいと思います。ぜひ完成を楽しみにしていてください。
ゆり組
保育園生活最後の発表会となる今回、ゆり組では、合奏で『ジブリメドレー』、歌では同じくジブリの〝天空の城ラピュタ〟から『君をのせて』を歌います。木琴やグロッケン・ハンドベルといった楽器も取り入れながら、友達と音を合わせることを意識して演奏することを楽しんでいます。劇では『アラジン』の映画を題材にし、今年のゆり組らしさがふんだんに盛り込まれた、オリジナリティー溢れる内容のものに挑戦しています。昨年は無観客での発表となりましたが、今年は他クラスの友達が自分達の合奏や歌・劇を観客として観てくれます。観てくれる人がいるという事で緊張もありますが、子どもたちは気合十分で活動に取り組んでいます。最後の発表会を皆の笑顔で締め括れる様、そして保育園生活での楽しい思い出となる様に、残り少ない活動期間も一致団結しながら取り組んでいきたいと思います。